ISOとは

International Organization for Standardization - 国際標準化機構

1947年に設立された工業標準の策定を目的とする本部がスイスのジュネーブにある国際機関。各国の標準化機関の連合体で略称が英文名称の頭文字語「IOS」ではなく「ISO」になっているのは、ギリシャ語で「平等」を意味する「isos」という言葉が起源のため。

ISOの種類にはISO 9001(品質マネジメントシステム)、ISO 13485(医療産業マネジメントシステム)、ISO 14001(環境マネジメントシステム)、TS 16949(自動車産業マネジメントシステム)、OHSAS 18001(労働安全衛生マネジメントシステム)、ISO 20000(ITサービスマネジメントシステム)、ISO 22000(食品安全マネジメントシステム)などがある。

ISOの手法

Plan
手順を作る
Do
決められた手順通り実行する
Check
手順通り実行されているかとその有効性を監視する
Act
継続的改善を行う

ISO導入支援

ISO22000
食品安全マネジメントシステム支援コンサルティング
ISO9001
品質マネジメントシステム支援コンサルティング

ISO 22000とは

HACCP適用の7原則、12手順をマネジメントシステム化したISO規格であり、フードチェーンに沿った全ての業種での食品安全を確保する事を目的とするFSMS-Food Safety Management System(食品安全マネージメントシステム)における要求事項のこと。

ISO 9001とは

顧客が安心して製品やサービスを購入、提供される保証として、その企業の品質マネジメントシステムを審査し認証するもので、顧客満足の規格といえます。また、このシステムを構築する企業や組織にとっては体質改善、顧客への信頼度UP等、大きなメリットがあります。

ISO 22000とISO 9001の違い

ISO 22000は食品安全に関する規格で、ISO 9001は顧客満足に関する規格。

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FSSC22000
とは

FSSC22000は、2010年に国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームとして承認され、世界の著名な食品製造メーカー、総合スーパー等によってサプライチェーンマネジメントの指針として採用されています。

また、FSSC22000とは、食品安全の基本である「前提条件プログラム」をより強化するため、ISO22000の「前提条件プログラム」の一部を具体化したもので、「ISO22000+PAS220またはPAS223+追加要求事項」という構成になっています。本来、食品安全のISOとしてISO22000だけでも十分なはずですが、前提条件プログラムの要件をより明確に定めたPAS220またはPAS223と一緒に審査することでより強固な食の安心・安全システムが構築できるのです。

ISO/
TS22002-1

食食品安全のための前提条件プログラム(食品製造)

ISO/
TS22002-4

食品安全のための前提条件プログラム(食品容器包装)

ISO/
TS22002-1
要求事項

4 建物の構造と配置
5 施設及び作業区域の配置
6 ユーティリティー :空気、水、エネルギー
7 廃棄物処理
8 装置の適切性、清掃・洗浄及び保守
9 購入材料の管理(マネジメント)
10 交差汚染防止の予防手段
11 清掃・洗浄及び殺菌・消毒
12 有害生物[そ(鼠)族、昆虫等]の防除
13 要員の衛生及び従業員のための施設
14 手直し
15 製品のリコール手順
16 倉庫保管
17 製品情報及び消費者の認識
18 食品防衛、バイオビジランス、バイオテロリズム

(C) 2009 クオリティーレスキュー株式会社

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